良い看板とは?

こんにちは。看板のエポック代表の村越です。今回は良い看板とは何かを書いてみたいと思います。

看板を作りたいオーナーは、実は看板が欲しい訳ではありません。看板を出す事によっておこる効果が欲しいのです。

本質的には集客・・・。 ひいてはそこから発生する売上が欲しいのです。

集客のためには目立つ看板が良いと思います。しかし、目立つと集客には良くても、本当に売り上げ確保につながるのか?
それは業種によります。ディスカウントストア・ドラッグストアなど駐車場も広く、幹線道路沿いの一等地にある店舗ならとにかく大きく目立つ看板が良いでしょう。しかし個人向けのアパレルショップや雑貨屋、飲食店などは裏路地などにある場合も多く、そう言った店の場合、大きくて目立つ看板よりもセンスある看板の方が大事だったりします。こういった個人商店は入口の間口も狭く、中の雰囲気が見えづらい場合が多く、よほど外観に惹かれなければ店に入る事も少ないでしょう。

そこで大事になるのが看板です。看板はお店の顔ですので、その看板に気を使っていないお店だとまず選ばれません。お店の特徴を表現した看板で集客しましょう。この場合、歩行者や時速40km以下の遅い速度で走る車がメインのターゲットになりますので、びっくりするほど大きな看板である必要はありません。
内容的には、何のお店だかはっきり分かる事が大事です。アパレルショップっぽくて入ってみたものの、実はスノーボード屋さんだったなどの場合があります。服が買いたくて入ったお客様も、センスのある看板で集客したかったスノーボード屋さんも、ミスマッチが起きて両者とも得しないのです。その店のセンスは好きでも、買いたい商品を扱っていないならもはや行く事はないでしょう。

必要な人に来てもらうためにも、逆を返せば必要ない人には来てもらわない方が良いのです。ミスマッチを起こさないためにも、徹底的にターゲットは絞りましょう。同じ飲食店でも、パスタ屋さんとラーメン屋さんではセンスが違って当然です。更に言えばパスタ屋さん1つを取っても、高級イタリアンの様な雰囲気にもって行くのか、イタリア風大衆食堂にもって行くのか、はたまた和風なパスタ屋さんにするのかで、全然イメージは違ってきます。

お店のコンセプトを明確にして、ターゲットを絞れば絞るほど、その対象となる人は入りやすくなります。ぜひ自分のお店が何を提供して、どう言ったお客様に来て欲しいのか考えてみて下さい。
自分の提供できる商品サービスと、それを必要としているお客様を繋ぐ事ができる看板が良い看板です。

あわせて読みたい